Education, Sharing, Networking

American Cheese Societyのカンファレンスに参加するため、ヴァージニア州のリッチモンドへ。


思い起こせば、アメリカのアルティザンチーズを追いかけて、7年。


「なんでアメリカのチーズ?学ぶことなんてないでしょ?」なんて言われたこともありますが、やはり信じて追い続けてきたことは間違っていない!と確信。


伝統産地からの移民というルーツと、アメリカならではのユニークな発想やマーケティングが融合したアルティザンチーズの世界は、歴史の浅い日本のナチュラルチーズの未来に役立つことばかりです。


今回は、さらに日本チーズを紹介するセミナーも実施。

Malory Lane さんによる日本チーズのセミナーのサポートをさせていただき、予想を遥かに上回ることが次々と起きました。

セミナー終了後、私は会場で日本酒と日本チーズのペアリングを初めて英語で紹介させていただきましたが、大盛況に。

また、カンファレンス期間中に開催された数々のワークショップでは、コンクールの審査方法や、味覚の探求、アメリカのアルティザンチーズとワインに関するなどを受講。

夜はチーズの国際団体であるギルドのセレモニーに参加。

「日本からわざわざギルドの仲間が、アメリカに来てくれた!」と、これまた予想だにしない大歓迎。恐縮しきりの夜になりました。


チーズを軸に、クラフトマンシップ溢れる食文化が国を越えてつながる…未来を見据えたチーズの学びは、どんどんと広がります。

しなやかに、食べよう。

食を中心としたカルチャーやライフスタイルのプロジェクト。そこにはモノがあり、ヒトがいて、コトが生まれます。 佐野嘉彦が代表を務めるsembrar(センブラール)では、企画や取材執筆、編集、またイベントやセミナーの実施など、さまざまなコミュニケーションのサポートを担っています。