ほんとうに新しいものは、キャッチーじゃない。
思い起こせば、去年の5月。
クリエイティブの力で食の企画を多く手がけてきた「301」のメンバーから、彼らの新規事業と「場づくり」の話を聞きながら、改めてそう感じた。
「クリエイティブオフィスと飲食業態が融合したスペース」
「しがらみを持ち込まず、ヒトの関係性のデザインすら実現する場所」
「昔の“サロン”のようにプロたちが集い、ホンモノを創造する空間」
そして、シェフ、パティシエ、バーテンダー、バリスタ、インテリアデザイナー・・・今をときめくプロたちが関わることで、9月14日に代々木上原にオープンしたのが、この「No.(ナンバー)」だ。
海外取材などが重なり、結果的に私はPR面でほんの少しお手伝いをしただけでオープンを迎えてしまったが、「No.(ナンバー)」に完成は、ない。
コンセプトは「新しい日常をデザインする。」
日々の暮らしの中にある食の楽しみを、“ちょっぴりツイストする”。
食のクリエイターの一人として、私もここを舞台にそんな企画を実現したいと思っている。
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