イタリアを食べる日、印象的なフードたち。

アジア初となる「第1回イタリア・フード・フェスティバル」が、2019年5月28日、渋谷ストリームで開催。


本場の味を提供する人気イタリア料理店(AQI/MOI認定店)が、全国から26店舗も集結した。

本物のイタリアの食で溢れかえる《THE AUTHENTIC ITALIAN TABLE〜イタリアを食べる日〜》。


特に、印象的だったフードBEST3&番外編をご紹介!


◾️3rd impressed
ニディ・ディ・ロンディネ(by NIDO)

シナモンロールの焼き上げのような、筒状のラザニア。


自家製というプロシュート・コットは控えめな味わいで、クリーミーなベシャメルと4種のチーズが主役といった印象。


チーズは、グラナ・パダーノ、モッツァレッラ、スカモルツァ・アッフミカータ、仕上げにパルミジャーノ・レッジャーノを削って。個人的には、もうちょっとスカモルツァ・アッフミカータの燻製香があった方が好みだったけれど、チーズ好きにはたまらない。


「実はちょこっとエメンタールも中に使ってるので、実はチーズは5種なんです」と、こっそり教えてくれた戸羽シェフ。


◾️2nd impressed 
ソプラッサータ(by OLTREVINO)

トスカーナ伝統の豚の頭のハムを自家製で。さすが古澤さん、安定のおいしさ。


プリッコリッとした肉とキュルッとしたコラーゲンの食感&うま味。混ぜ込まれたイタリアンパセリ、レモンとオレンジのゼストが、なんとも爽やか。


◾️best impressed
ヒグマ&モリンガ(by Focaccia di Recco 500)

「会場に窯は入れられないから…」ということで、残念ながら看板のフォカッチャ・ディ・レッコは食べられなかったものの、今日だけのスペシャルなフィンガーフードが登場。


モリンガを生地に混ぜ込んだフォカッチャに、玉ねぎとレーズンのアグロドルチェ、さらにヒグマの自家製パンチェッタをのせ、太田さんのアマゾンカカオを最後に削りおろすという、なんともすごい一品。(アグロドルチェにも、アマゾンカカオを使っているとのこと)

カカオの芳しい香りに始まり、文字通り“アグロドルチェ(甘酸っぱい)”の味が広がり、上品な塩味とうま味がのったヒグマのパンチェッタが最後に支配。本日の私的No.1!


◾️番外編01 ブッラータ・ディ・アンドリア(by Antichi Sapori)

2015年にI.G.P.(地理的表示保護)の認定を取得したブッラータ・ディ・アンドリア。試食は、中に包まれているストラッチャテッラ。「なかなか日本では食べられないし、1000円なら買いだなぁ」と思い、ついつい購入。


それにしても、本当にブッラータ人気は続いている。気づいただけで、出店者ブースでは計5つのブッラータを売っていた!


◾️番外編02 ナポリパンとローズマリーパン(by Panezza)

ナチュール好きの世界では泣く子も黙る(!?)パネッツァのパン。角谷さんとは初めましてのごあいさつ。


硬質小麦と全粒粉のものは食べたことがあったけれど、試食した「ナポリパン」がいい塩梅。発酵具合に惹かれ、フレーバーマニアの心もくすぐられ、「ローズマリーパン」も購入。


茨城県石岡市。やっぱり「久松農園×石岡鈴木牧場×パネッツァ×ビーズニーズヴィンヤーズ」の企画とかやりたいなぁと、改めて思ったり。

尽きない、イタリアのおいしさ。

探求は果てしない。


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#イタリアに恋しちゃう

しなやかに、食べよう。

食を中心としたカルチャーやライフスタイルのプロジェクト。そこにはモノがあり、ヒトがいて、コトが生まれます。 佐野嘉彦が代表を務めるsembrar(センブラール)では、企画や取材執筆、編集、またイベントやセミナーの実施など、さまざまなコミュニケーションのサポートを担っています。